《 恋ノ柚子胡椒の話 》
- YUZU CHILI PEPPER OF LOVE -
九州のルーツ

長崎県島原は、雲仙普賢岳と有明海という豊かな自然に恵まれた風光明媚な土地です。
火山が生み出す緩やかな傾斜と豊富な湧き水は、様々な農作物と海産物を生み出しています。
長崎島原で

さかのぼること約40年前。
島原の農家の辛いモノが好きなおじいちゃんが、畑の一角に唐辛子の種を蒔いた事が始まりです。
庭に実っていた柚子を使っておばあちゃんと一緒に柚子胡椒を作り始めました。
ミキサーがまだ普及していない時代に使った機械は、漁師さんから譲ってもらった海苔用の強力な機械。これが程良い粗挽き具合に最適でした。(この機械は5、60年経つ今でも現役!)
長い間、近所や市場におろす程度の量を作っていました。
福岡博多で

その年の新物の柚子胡椒が出来ると福岡に送ってもらっていましたが、それを配ったところ、知人、飲食店界隈で大好評。販売を切望されるようになりました。レシピを教わり5年ほど前より自前で作るようになりました。
独自の原料と製法で

おばあちゃんのレシピを露集しながらも、柚子や唐辛子だけでなく、塩、米麹にまでこだわりました。
なぜ柚子胡椒に米麹かというと、、、
おばあちゃん世代は旨味調味料(味の素など)が好きな人が意外に多く、ほんのちょっとだけ加えて旨味をつけていたようです。
その旨味を出す方法が他にないかと探していたところ、福岡のある老舗味噌屋さんの米麹に出会いました。
塩は長崎県五島灘の海水を100%原料とし、「にがり」を程よく含みまろやかな海水塩を使っています。
こうして無添加無着色ながらも色鮮やかで旨味がある柚子胡椒が生まれたのです。
柚子胡椒への想い

柚子胡椒がテーブルの隅でくすんで乾いている姿を見ると少しせつなくなります。
新鮮、フレッシュな柚子胡椒を味わうために《冷凍保存》を強くお勧めしています。
そして冷蔵庫の奥で忘れられないために、食卓を彩るラベル、安定感がある幅広で落ち着いた容器にしました。
どの料理に合うかわからないけどとりあえず食卓に出してもらう、色々な料理につけてみる、ひいてはMY柚子胡椒を持ち歩く、そんな「ユズラー」が増えること、そして世界に柚子胡椒がひろがることを夢見ています。
-YUZU CHILI PEPPER OF LOVE -
-柚子胡椒 to the world-